東京大賞典

東京大賞典

2011年からは地方競馬初の国際競走として施行され、あわせて格付けも国際GIに変更される予定となっている。なお、ダートのチャンピオンディスタンスである2000mで施行される日本唯一の国際GI競走であるという点でも非常に意義のあるものである。

【東京大賞典 前哨戦】
競走名 格付け 施行競馬場 施行距離 優先出走権
勝島王冠 南関東SIII 大井競馬場 ダート1800m 1着
浦和記念 JpnII 浦和競馬場 ダート2000m 1・2着(地方馬のみ)

2013年 第59回 東京大賞典 レース後のコメント

 29日、大井競馬場(天候・晴、馬場状態・良)で行われた今年最後のダートグレード競走・農林水産大臣賞典(国際交流)第59回東京大賞典(GI・第10競走・2000m・3歳以上・1着賞金7000万円)は、南関東から2頭、JRAから5頭、他地区2頭の合わせて9頭が出走した。なお、プロディージュは出走取消。
 いよいよスタートというところで、JRAのローマンレジェンドがゲート内で暴れ、一旦出されるシーンがあり、場内がざわめいた。
 例によってサトノプリンシパルの逃げでレースは始まった。2番手にワンダーアキュート、差がなくニホンピロアワーズが続き、1番人気のホッコータルマエが4番手。JRA勢が前を固めた。スタートでやや後手を踏んだローマンレジェンドは6、7番手を進む展開になった。
 レースが動いたのは3~4コーナー。2番手以降にいたワンダーアキュート、ニホンピロアワーズ、ホッコータルマエの3頭が横一線となり、サトノプリンシパルを捉えていく。ローマンレジェンドは相変わらず離れた5番手。
 最後の直線でも、動いた3頭の争い。ゴール前は、逃げるワンダーアキュートをホッコータルマエが差し切り1馬身半差の快勝。勝ちタイムは2分06秒6。鞍上はJRAの幸英明騎手。2着にワンダーアキュート、さらに2馬身半遅れた3着にニホンピロアワーズと続いた。上位3頭は人気順通りの決着だった。
 勝ったホッコータルマエは父キングカメハメハ、母マダムチェロキー(その父Cherokee Run)という血統の牡4歳・鹿毛馬。JRA栗東・西浦勝一調教師の管理馬。通算成績は22戦11勝(うち地方8戦6勝)となった。かしわ記念、帝王賞、JBCクラシックに続き、今年だけでGI4勝を挙げた。

【2013年 東京大賞典 レース後の関係者のコメント】
1着ホッコータルマエ(幸英明騎手)
「本当に嬉しいです。強い競馬ができました。手応えもありましたし、最後まで押し切れると思いました。強かっただけに、前走のジャパンカップダートで負けた悔いが残ります。申し訳ないと思います。馬はどんどん良くなっていますし、4歳で力を付けてきています。来年もホッコータルマエとともに、ダート界を盛り上げたいと思います。」

(西浦調教師)
「前回は負けているので、今日は負けられないレースだと思い臨みました。最後の最後を締めくくるレースに優勝できてホッとしています。亡くなったオーナーに良い報告ができます。ジャパンカップダートを使った後から東京大賞典は視野に入っていましたので、順調に調整ができて、良い結果が出せました。スタートしてからも安心してレースを見ることができました。4コーナーでバランスを崩してヒヤッとする場面もありましたが、何もなくてホッとしました。どこに行っても能力を出せれば良いのですが、これを境に新たなスタートを切って、どんどん強くなってほしいです。来年は、1月の川崎記念からフェブラリーステークス、そして3月のドバイへ向かうスケジュールを考えています。何とか上手くこなしてほしいと思います。」

2着ワンダーアキュート(武豊騎手)
「思い通りの位置取りで、この馬の競馬はできました。勝った馬が強かったです。来年も頑張ります。」

3着ニホンピロアワーズ(酒井学騎手)
「前走より状態が戻って、やれる状態だと思いました。残り800mでまだペースが上がらなかったので、残り600mまで動かないようにしようと思っていました。しかし、早目に並びかけられ、ペースが上がりました。3頭の併せ馬になり、4コーナーの手前で他の馬に脚をかけられ、トモを落とす場面がありました。それでもしっかり走ってくれました。」

4着サトノプリンシパル(北村宏司騎手)
「もっと離していくイメージで競馬をしようと思っていました。しかし、初めてのコースだったせいか、思ったより物見をしていました。3~4コーナーで一気に交わされて、進路が狭くなりましたが、切り替えて最後も頑張ってくれました。まだこれから可能性はあります。」

5着ローマンレジェンド(岩田康誠騎手)
「気持ちが入りすぎていました。ゲートの中で歯車が狂ってしまいました。」

2013年 第59回 東京大賞典 動画

2013年12月29日 東京大賞典競走(GI) 大井2000m
3歳上(定量) 10頭 発走:16:30
本賞金:7000、2450、1400、700、350万円
天候:晴 馬場:良

【優勝馬】ホッコータルマエ(牡4)
父:キングカメハメハ
母:マダムチェロキー
母父:Cherokee Run
厩舎:栗東・西浦勝一
騎乗騎手:幸英明
通算成績:21戦10勝(うち地方7戦5勝、重賞7勝)
主 な勝ち鞍:2013年JBCクラシック(JpnI)、2013年帝王賞(JpnI)、2013年かしわ記念(JpnI)、2013年アンタレスステークス (GIII)、2012年レパードステークス(GIII)、2013年名古屋大賞典(JpnIII)、2013年佐賀記念(JpnIII)

2013年 第59回 東京大賞典 結果

2013年12月29日 東京大賞典競走(GI) 大井2000m
3歳上(定量) 10頭 発走:16:30
本賞金:7000、2450、1400、700、350万円
天候:晴 馬場:良

馬名 性齢 斤量 騎手 着差 単勝
オッズ
人気
1 5 5 ホッコータルマエ 牡4 57 幸英明 2.06.6 1.6 1
2 4 4 ワンダーアキュート 牡7 57 武豊 1.1/2 3.7 2
3 6 6 ニホンピロアワーズ 牡6 57 酒井学 2.1/2 3.8 3
4 8 9 サトノプリンシパル 牡3 55 北村宏司 1.3/4 48.4 5
5 2 2 カキツバタロイヤル 牡7 57 本田正重 9 305.9 9
6 7 7 ローマンレジェンド 牡5 57 岩田康誠 1/2 8.1 4
7 8 10 プレティオラス 牡4 57 本橋孝太 2 128.6 6
8 1 1 トウホクビジン 牝7 55 花本正三 1.1/4 212.9 8
9 7 8 ガンズオブナバロン 牡7 57 青柳正義 2 187.7 7
取消 3 3 プロディージュ 牡7 57 山田信大
【払戻金】
単勝 5 160円
複勝 5
4
6
100円
100円
100円
枠連 4 – 5 250円
馬連 4 – 5 240円
ワイド 4 – 5
5 – 6
4 – 6
110円
110円
150円
枠単 5 → 4 350円
馬単 5 → 4 370円
三連複 4 – 5 – 6 160円
三連単 5 → 4 → 6 560円

2012年 第58回 東京大賞典 レース後のコメント

 重馬場の大井競馬場で行われた今年のダートグレード戦線を締めくくる大一番=第58回東京大賞典(国際GI・2000m・1着賞金7000万円・出走 12頭)は、2番人気のローマンレジェンド(岩田康誠騎乗)が、最後の直線でワンダーアキュートとの競り合いを制し、初のGI制覇を飾った。勝ちタイムは 2分05秒9。

 1/2馬身差の2着に最後に内ラチ沿いから伸びた3番人気ハタノヴァンクールが入り、1番人気に推されたワンダーアキュートがアタマ差で3着。そこから 7馬身差で7番人気のナムラタイタンが4着、5着にスタートで躓いて中団からの競馬となったエスポワールシチーが続き、5着までをJRA勢が占めた。これ が引退レースだった船橋のフリオーソは逃げて6着、大井のボンネビルレコードは9着だった。

 勝ったローマンレジェンドは父スペシャルウィーク、母パーソナルレジェンド(その父オーサムアゲイン)という血統の4歳牡馬で、JRA栗東・藤原英昭調 教師の管理馬。前回ジャパンカップダートでは4着に破れ連勝が6でストップしていたが、見事暮れの大一番でGI馬の仲間入りを果たした。通算成績は13戦 9勝(うち地方1戦1勝)、重賞は今年のエルムS、みやこSに続いて3勝目。

【2012年 東京大賞典 レース後の関係者のコメント】

1着 ローマンレジェンド(岩田康誠騎手)
「今日は勝ちに来ました。直線で並ばれて、かわされるかと思ったところから、もう一度頑張ってくれました。馬にありがとうと言いたいです。勝った後に岩田 コールまでして頂いて、ありがたい限りです。(岩田騎手の来年の目標について)来年は世界にはばたく年にしたいと思います。秋にはジェンティルドンナと凱 旋門賞という目標もありますから、頑張りたいです」

(藤原英昭調教師)
「強力なメンバー相手に勝てて、嬉しいですね。ジャパンカップダートが残念な結果でしたが、ここに向けてスタッフ一丸になってやってきましたし、自信を 持って送り出しました。(馬体重がマイナス13キロだったことについて)馬体重がある程度減ることは予想していましたが、その中で勝てたことが大きいと思 います。来年は、今年勝てなかったジャパンカップダートを勝ちに行くことを最大目標にしていきたいと思います」

3着 ワンダーアキュート(和田竜二騎手)
「ローマンレジェンドをかわす勢いはありましたが、直線で馬体がぶつかった時に、馬がひるんでしまいました。もう少し前に、早く出ていれば…」

4着 ナムラタイタン(太宰啓介騎手)
「ゲートを出て1歩目で少し遅れましたが、いい位置を取れました。最後は距離が少し長かったのか止まりましたが、いい競馬ができたと思います」

6着 フリオーソ(戸崎圭太騎手)
「今日は逃げるつもりでした。ただ、直線でちょっと止まりました。(レースを終えて)色々なことがこみ上げてきますね。これから第二の仕事がありますから、頑張って欲しいです」

2012年 第58回 東京大賞典 動画

2012年12月29日 東京大賞典競走(GI) 大井2000m
3歳上(定量) 12頭 発走:16:30
本賞金:7000、2450、1400、700、350万円
天候:曇 馬場:重



【優勝馬】ローマンレジェンド(牡4)
父:スペシャルウィーク
母:パーソナルレジェンド
母父:Awesome Again
厩舎:栗東・藤原英昭
騎乗騎手:岩田康誠
通算成績:12戦8勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2012年みやこステークス(GIII)、2012年エルムステークス(GIII)、2012年ジュライステークス(OP)

2012年 第58回 東京大賞典 結果

2012年12月29日 東京大賞典競走(GI) 大井2000m
3歳上(定量) 12頭 発走:16:30
本賞金:7000、2450、1400、700、350万円
天候:曇 馬場:重

馬名 性齢 斤量 騎手 着差 単勝
オッズ
人気
1 6 8 ローマンレジェンド 牡4 57 岩田康誠 2.05.9 2.6 2
2 4 4 ハタノヴァンクール 牡3 55 内田博幸 1/2 7.9 3
3 2 2 ワンダーアキュート 牡6 57 和田竜二 アタマ 1.8 1
4 1 1 ナムラタイタン 牡6 57 太宰啓介 7 38.5 7
5 6 7 エスポワールシチー 牡7 57 松岡正海 3/4 10.5 4
6 5 6 フリオーソ 牡8 57 戸崎圭太 2 12.9 5
7 7 9 トランセンド 牡6 57 藤田伸二 1.1/4 21.7 6
8 3 3 フォーティファイド 牡7 57 御神本訓 5 233.4 10
9 7 10 ボンネビルレコード 牡10 57 的場文男 4 110.8 9
10 8 12 ケイアイゲンブ 牡6 57 和田譲治 10 325.5 11
11 8 11 シャインモーメント 牡7 57 森泰斗 6 460.9 12
12 5 5 モエレビクトリー 牡6 57 服部茂史 1 89.4 8
【払戻金】
単勝 8 260円
複勝 8
4
2
100円
140円
100円
枠連 4 – 6 900円
馬連 4 – 8 1,040円
ワイド 4 – 8
2 – 8
2 – 4
300円
130円
210円
枠単 6 → 4 1,540円
馬単 8 → 4 1,530円
三連複 2 – 4 – 8 390円
三連単 8 → 4 → 2 2,940円

2012年 第58回 東京大賞典 出馬表

2012年12月29日 東京大賞典競走(JpnI) 大井2000m
3歳上(定量) 12頭 発走:16:30
本賞金:7000、2450、1400、700、350万円

馬名 性齢 斤量 騎手 厩舎
1 1 ナムラタイタン  牡6  57 太宰啓介  栗東  大橋勇樹 
2 2 ワンダーアキュート  牡6  57 和田竜二  栗東  佐藤正雄 
3 3 フォーティファイド  牡7  57 御神本訓  大井  藤田輝信 
4 4 ハタノヴァンクール  牡3  55 内田博幸  栗東  昆貢 
5 5 モエレビクトリー  牡6  57 服部茂史  北海道  田中淳司 
5 6 フリオーソ  牡8  57 戸崎圭太  船橋  川島正行 
6 7 エスポワールシチー  牡7  57 松岡正海  栗東  安達昭夫 
6 8 ローマンレジェンド  牡4  57 岩田康誠  栗東  藤原英昭 
7 9 トランセンド  牡6  57 藤田伸二  栗東  安田隆行 
7 10 ボンネビルレコード  牡10  57 的場文男  大井  庄子連兵 
8 11 シャインモーメント  牡7  57 森泰斗  大井  佐宗応和 
8 12 ケイアイゲンブ  牡6  57 和田譲治  大井  佐宗応和 
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